産後の食事に必要な栄養素は?〜葉酸編〜
こんにちは。
さいたま市与野本町「ずっと通わせない」整体院、Fit整体院与野本町(旧:ライフ快療院与野本町店)の菊池です。
産後の体は変化が大きく身体的にも精神的にも不安定になる時です。
日々の子供のお世話や家事にいっぱい、いっぱいになり食事管理が疎かになる事があります。
ママが栄養不足でいると、良質の母乳を与えられず、赤ちゃんも栄養不足になりかねません。
今回は授乳期に摂取した方が良い栄養素の「葉酸」についてまとめました。
葉酸とは?
葉酸とはビタミンB群の一種で水溶性ビタミンの一つです。
水溶性ビタミンは水に溶けやすく、B1、B2、B6、B12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ナイアシン、Cの9種類あります。
妊娠期〜産後までで特に必要になり、母子ともに重要な栄養素です。
産後のママにとって葉酸の役割
妊娠中の女性にとっては、十分に摂取する事で胎児の神経管閉鎖障害のリスクを減らしてくれます。
産後のママにとって葉酸の役割は
・子宮の回復、ホルモンバランスを整える作用がある。
・造血作用があり貧血を防いでくれる。
・むくみに良い。
・良質な母乳も出て、赤ちゃんの成長のために栄養を十分に与えられる
葉酸が不足すると?
葉酸が体内で不足すると、以下のような不調を起こす可能性があります。
子宮の回復が遅れてしまう
出産後は子宮の大きさが少しづつ小さくなり回復していきます。
葉酸が不足する事で、回復のペースを落としてしまう事があります。
また子宮の回復が遅れると炎症がなかなか治まらずに感染症などのリスクも増えてきます。
母乳に悪影響である
母乳は血液から作られるものです。
葉酸は良質な母乳を作るためにも必要な栄養素です。母親が栄養不足になれば、母乳の質が下がり、赤ちゃんに良い栄養を与えられません。
体の成長の遅れや、発達障害のデメリットも考えられます。
肌荒れになりやすい
葉酸はビタミン群に分類され、葉酸が不足すると肌荒れにも関わってきます。
また産後という事もあって、育児や家事が大変でストレスを感じやすくで、肌荒れの悪化の原因です。
抜け毛
ホルモンバランスの乱れにより髪の毛の生成にも問題が出る可能性があります。
葉酸はホルモンバランスの乱れを整えることにも効果的なので不足するのは、ホルモンバランスの調整も悪くなるということです。
葉酸が豊富な食材
・ほうれん草
・アスパラ
・ブロッコリー
・納豆
・いちご
・アボカド
・オレンジ
・とりレバー
などに多く含まれています。
妊娠中の場合はレバーの過剰摂取は注意しましょう。レバーにはビタミンAも含まれ、過剰な摂取は他の体の不調にもなる可能性もあります。
食事で摂取できる葉酸の吸収率は50%
葉酸を食事から摂取し、体内に吸収できるのは約50%といわれています。
食材に含まれる葉酸はポリグルタミン酸と呼ばれ、加熱や、胃酸によって失われてしまいます。
なので食事だけで葉酸不足を補う事を考えるとかなりの量の食材が必要となって大変ですね。
そういった場合は食材で葉酸摂取とサプリメントなども活用して葉酸不足を補っていけるのがオススメです。
まとめ
葉酸は赤ちゃんを発育するために、とても大事な栄養素の一つです。
良質な母乳を作り、栄養のある母乳を赤ちゃんに与えるため、自分自身の今後の体のためにも葉酸の不足には注意していきましょう。
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