首が回しづらい！痛い？！首の骨を正しく動かして解決！

脱力関節調律師の

菊池ヨウスケ@yosk0.423です！

首が回らない！回すと首が痛い！なんて経験ありませんか？

実際に私の治療院でも首の痛みや、動かしにくさで来院される方が多く見受けられます！首が痛かったり、動かしにくいって日常生活でかなり不自由がありますよね。

・後ろを振り向くと痛みがある。

・車や自転車、バイクなどの後方確認ができない。

なんて悩みをかなり聞きます。

しかしその原因は首の骨（頚椎）が動いていない！という事が原因かもしれません！

なんで首が回らなくなる？痛くなる？

首の痛みや動かしにくさの原因は正しい首の関節の使い方を忘れて周囲の筋肉に頼りすぎている。ということかもしれません！

使われなくなった関節は使い方を忘れ、筋肉に頼りだします。常に首の筋肉が頑張りすぎていて、ダメージは蓄積され痛みへと変わってきます。

このような悪循環を防ぐためにも、正しい知識を入れてしっかり正しい動きを意識できるようにする事が改善の一歩になります！

そのためにまず首の構造と動きを理解する事が重要です。

首も背骨の一部である

ところで皆さん、首も背骨の一部であるという事はご存知でしょうか？

お客さんにこんな質問する事があります。

「背骨って体のどの辺まであると思いますか？」

多くの方が

「こっからここ。」

と骨盤から肩の高さくらいまでを指します！

骨盤の上から肩までの高さが背骨と思われている方が多いようです！

首の骨である頚椎も背骨の一部なのです！

はじめの背骨（頚椎１番）は鼻の真後ろ

実は背骨の一番はじめの骨は鼻の真後ろに位置しているのです！（頚椎の1番の骨、つまり一番上の背骨でもあります）。

鼻の真後ろから骨盤までの間に24個の背骨（椎骨）が並んでいます。この24個の椎骨は、3つのパーツに分かれています。

パーツ①頚椎（上の7個）

パーツ②胸椎（肋骨がついている胸部の椎骨12個）

パーツ③腰椎（胸椎の下の腰部に5個）

それではこの3つのパーツ（頚椎、胸椎、腰椎）のうち回旋（ひねる動作）が得意なのはどのパーツでしょうか？

首の骨（頚椎）は、ひねる動作が得意

前の記事で、腰椎より回旋が得意なのは胸椎だと書きました。

※

実はその胸椎よりも得意なのは、頚椎になります。背骨の可動域をみてみると、

頚椎は50度

胸椎は35度

腰椎は5度

しかも頚椎の7個が均等に回旋可動域を持っている。というわけではないのです。

頚椎の1番と2番の間の関節がひねる動きの半分

 

7個の頚椎の中でも1番と2番のあいだの関節が、頚椎のひねる動きの50％！

半分を担っているのです。というのも頚椎の1番と2番は特徴的な形をしています。

頚椎の1番は別名で環椎と呼ばれリングのような輪っか状の骨です。

頚椎に2番は別名軸椎と呼ばれ上に伸びる突起がついています。

構造的に2番の突起に1番がはまり込み、そこをくるくる回るように動きます。

この1番と2番の関節を環軸関節とも呼ばれています。

脱力関節調律®️で首の痛み、回しづらさを改善！

このように首の構造と特徴を知り、イメージして動かすだけで、首の回旋可動域はすぐに上げることができます。一回の施術と指導でも首が30〜45度ほど可動域が上がり、スムーズに動かせるようになる方が多いです。

脱力関節調律では

”少しの「知識」と少しの「意識」で身体は変わる”

”少しの「知識」と少しの「意識」で身体の痛みや硬さは変わる”

ということをお伝えしています。

自分の体を変えられるのはご自身しかいません。自然治癒力という言葉があるように、治す力はご自身に備わっています。

私はお客様に変えるきっかけを与えられれば幸いです。

まずは「知識」として正しい動きを知るということが大切です。「知識」がないと意識のしようもないし、自分の身体の異変にも気づけません。

そして「意識」して動く習慣が身につけば、それはいつか「無意識」でもできるようになります。「意識」の仕方がわかっていれば自分の小さな異変にも気づけるようになり、「正しく動く」ということが身につき身体が不調を起こす前に対処できるようになるのです。

私はお客様に「知識」と「意識」を提供して「自立」へと導くということにコミットています。

そして施術だけでなく、日常生活に戻った時も自分の身体の不調、変化に気づきケアができるように、身体の構造や動かし方、エクササイズをお伝えしています！