産後の食事に必要な栄養素は?〜タンパク質編〜
こんにちは。
さいたま市与野本町「ずっと通わせない」整体院、Fit整体院与野本町(旧:ライフ快療院与野本町店)の菊池です。
産後はすぐに育児と家事に取り掛かるため自分の体力の回復が疎かになりがち。
まずは体の回復を考えて日常生活や食事を意識して少しづつ変えていければと思います。
今回は産後に必要になってくる栄養素である「タンパク質」について大切さと役割を伝えていきたいと思います。
タンパク質とは
体は水分60%、タンパク質、約20%と残りの脂肪で構成されます。
タンパク質は3大栄養素の一つです。タンパク質は筋肉、内臓、皮膚、神経などのを構成する成分の一つで、体のエネルギーとしても使われます。
食材から取り込んだタンパク質は体内で消化されてアミノ酸に分解され、
後に肝臓に蓄え、アミノ酸が体中の各組織(筋肉、内臓、皮膚など)に送り込みます。
タンパク質は動物性タンパク質と植物性タンパク質に分類されています。
動物性タンパク質
肉や魚類の食材から摂取することができる。
動物性タンパク質のメリットは「必須アミノ酸」を含んでいることです。
タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あり、そのうちの9種類が必須アミノ酸です。この必須アミノ酸は他のアミノ酸と違い自力で生成することができません。なので自ら食事で摂取していく必要があります。
植物性タンパク質
植物から摂取することができる。
植物性タンパク質のメリットは「ビタミン」などの栄養素を一緒に補給することができ、脂質が少ない。動物性よりも多い量の摂取が可能になります。しかしアミノ酸の量は動物性と比べると劣る点があるのと、必須アミノ酸が不足する恐れがあります。
タンパク質の役割
タンパク質は筋肉、内臓、皮膚、髪の毛、神経など体を作る構成成分です。
タンパク質を摂取する事で、筋肉量の維持、髪の毛の生成、神経系の伝達、皮膚の生成などが行えるのです。
また体を動かすエネルギーとしても使われています。
タンパク質が不足すると?
タンパク質が不足すると
・筋肉の量が落ちる
・免疫機能の低下
・肌や髪のトラブル
・集中力の低下
などの恐れがあります。
産後のママにとってタンパク質の役割
産後のママは妊娠中〜出産までの期間で筋肉が伸ばされたことで筋肉の量が落ち力が大幅に低下します。
タンパク質は筋肉量の維持、筋肉の生成の役割があるので、しっかり摂取する事、筋力の回復になります。
産後は筋肉量の低下によって骨盤の歪みや内臓の位置を下垂させてしまいます。骨盤の歪みや内臓の下垂によって、代謝機能や消化機能、循環機能が低下して体の不調に繋がりやすくなります。
産後のママがタンパク質を不足すると
代謝が落ちると、ダイエット効果が下がったり、脂肪がつきやすい体になるので太りやすく、痩せにくい体になってしまいます。産後太りの予防のためにもタンパク質の摂取は欠かせません。
また授乳期のママにとっては赤ちゃんの栄養にもなるので、不足するという事は赤ちゃんの栄養不足になるとという事です。
赤ちゃんの体の生成も遅くなる可能性があります。
赤ちゃんの発育のため、肌のトラブルや髪の毛のトラブルの予防のためにも積極的に摂取しましょう。
タンパク質が豊富な食材
・肉類
ささみ、もも肉、ロース肉、ハム、ウインナーなど
・魚介類
鮭、マグロ、えび、たこ、貝など
・乳製品
チーズ、ヨーグルト、牛乳など
・豆類
大豆、納豆、豆腐、豆乳、油揚げなど
「必須アミノ酸」を含む動物性の食材を多めに取ることをおすすめします。
植物性のタンパク質を食べない方が良いというわけではないので、上手に組み合わせて、動物性のタンパクをメインにした食事をしていきましょう。
産後の体は消化機能、代謝機能も低下しやすいので、タンパク質の摂取だけでなく、野菜等の食物繊維もしっかり摂取しましょう。便秘や下痢の予防にもなります。
タンパク質の摂取のためといって、野菜や炭水化物を完全に抜いた肉だけを食べるような食事はしないようにしてください。
まとめ
産後の体は変化が大きく身体的にも精神的にも不安定になる時です。
日々の子供のお世話や家事にいっぱい、いっぱいになり食事管理が疎かになる事があります。
ママが栄養不足でいると、良質の母乳を与えられず、赤ちゃんも栄養不足になりかねません。
タンパク質の不足に注意しながら食事をするようにしましょう。
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