便秘と猫背には関係があった!猫背姿勢を正して便秘を解消しよう!

こんにちは。

さいたま市与野本町「ずっと通わせない」整体院、Fit整体院与野本町(旧:ライフ快療院与野本町店)の菊池です。

便秘の原因は運動不足や栄養不足など考えられ、もちろん大事なことですね。

しかし実は便秘の原因には「猫背」という問題もありました。

なぜ便秘の原因が猫背にあるのか、猫背だと何が悪いのか、便秘と猫背の関係についてまとめました。

猫背は便秘と関係している。

まずは猫背というものは内臓機能を低下させているということを知りましょう。内臓機能というのは 「消化機能」「循環機能」「呼吸機能」「内分泌機能」などです。

便秘の人は猫背で背中が丸まっている。

猫背により背中が丸くなることで、腹部が圧迫され続ける姿勢になってしまいます。圧迫により各内臓は血行不良や消化不良の原因になります。

猫背の人は背骨と骨盤の歪みがある。

猫背の人は背骨と骨盤の歪みがある状態です。

人の体は脳からの指令で神経を介して、歩いたり、体を休めたり、食べ物を消化させたりしています。

神経の通り道である背骨が歪むという事は、背骨の歪みで神経を圧迫させたり、神経の伝達を阻害させます。胃腸の機能が上手く働かなくなるという事です。

骨盤が歪むという事は内臓を支えて守ってくれていた器が不安定になるという事です。骨盤歪みによって内臓下垂になり、胃腸同士がお互いを圧迫されている状態になります。

猫背によって胃や腸に繋がる神経にも悪影響を与えるという事ですね。消化機能の低下や胃腸の動きを悪くしてしまい便秘の原因ですね。

胃腸を動かしているのは自律神経である。

胃や腸のような内臓は人間が自らコントロールできない場所です。無意識に働いている自律神経によってコントロールされています。

自律神経は交感神経と副交感神経の二つに分かれ、この二つが正常に働いている時は胃腸の働きも正常で便秘に悩む回数も減るでしょう。

しかし逆にこの自律神経が乱れることにより、胃腸の動きを悪くしてしまうと、消化機能が低下したり、胃腸を動かす蠕動運動が不安定になり便秘の原因になります。

筋力が低下して便秘になる。

猫背になる原因として筋力低下があげられます。

日常生活のデスクワークや長時間のスマホの利用率が増えたことに同じ姿勢でいる時間が増えてきました。

このような悪い生活習慣が筋力を低下させてしまう原因です。

背骨や骨盤を支えている深い筋肉のインナーマッスルが働かなくなり、背骨や骨盤を上手く支えられなくなった状態が猫背になります。

インナーマッスルは内臓を支えてくれている役割もあります。インナーマッスルの力がなくなることで内臓が下垂してしまい、胃腸が圧迫された状態になり、胃腸に刺激を与えれなくなります。

また排便時の筋力の低下にもつながり、便秘の原因になります。

 

猫背を改善するメリット

姿勢・猫背を改善することのメリットを知りましょう。

便秘のお悩みだけでなく他の症状にもメリットがあります。

慢性的な肩こり、腰痛、シビレの改善

骨盤、背骨が整ったことにより、各関節、筋肉にかかる負担が減り、慢性症状の改善になる。

呼吸機能の向上。酸素がしっかり体全体に取り込めるようになる。

前を向いて胸をしっかり張れるようになり、より多くの酸素が取り込めるようになります。脳から体全体へと酸素が行き渡り疲れにくい体、集中力の向上にもなる。横隔膜もしっかり働き、便秘の改善にもなります。

消化不良や便秘の改善。自律神経の安定。

骨盤内の内臓が正しい位置に戻り、各臓器が正常に働きます。結果として消化不良、便秘、冷えの改善、睡眠の質がより良くなります。

痩せやすい体になる。肌荒れやむくみなどの改善。

ダイエット効果の向上につながり、代謝が良くなり、体内の解毒作用も活性する。

人からの目線を気にしない。好印象を与えられる。

まっすぐ前を向けている人は第一印象が良くなり、「やる気がある」「明るそう」「仕事ができそう」など好印象を与えて自分に自信が持てるようになります。下を向いている姿勢は腹部に圧迫を与えるので便秘の原因になります。

見直すべき生活習慣

食事の改善

食事の栄養バランスは便秘だけでなく、体の不調を改善するために大切なことです。

体に良い食材だからといって、一つの食材だけを食べ続けるような偏った食生活は便秘の原因です。

まずは簡単にできる所から始めましょう。

①食物繊維をしっかり取る。

野菜をあまり取らない人は特に心がけましょう。便の硬さが改善され効果的です。

②水分をしっかり取る。

便秘の人は水分が不足気味です。便秘によって水分が大腸に吸収されている状態なので便が硬い状態です。

まずはいつもより多めに水を飲むよう心がけましょう。

 

運動を取り入れる

運動を取り入れる場合は、腹筋運動と体を捻る運動をお勧めいたします。

腹筋の弱化によって排泄力が低下している可能性があります。

インナーマッスルの強化は胃腸を刺激し排泄を誘発てくれるので、便秘の人には効果的です。

ウォーキングや散歩で歩くのであればただ歩くだけでなく、上半身を捻るようにしながら歩きましょう。歩くだけのような縦の動きのみだと、あまり便秘には不向きになります。捻りを加えながら、胃腸を揺らすイメージを持って歩いてみてください。

まとめ

運動を取り入れたり、食事の改善はとても重要なことで便秘には効果的です。

しかし猫背があればこれらのような、取り組みの効果も半減して非常にもったいないです。

猫背が改善されれば

・運動による代謝機能の改善、猫背によって関節の可動域が悪くなっていたのが、正しく関節を使えるようになり、効率良く筋力アップに繋がる。インナーマッスルを鍛えれば猫背の再発予防にもつながりとても良いです。

 

・猫背を改善したことによって、下垂していた胃腸の位置が正しくなり消化機能の向上、自律神経が安定します。食事の管理の結果も変わってきますね。

 

このようにせっかくの取り組みが猫背であることによって阻害されてしまいます。まずは猫背を改善して日々の生活習慣を見直す事をお勧めいたします。

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